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試合を通して落ちない遂行力の差、要所を締めた千葉ジェッツが敵地で琉球を撃破

バスケット・カウント7日前

千葉ジェッツ

文・写真=鈴木栄一

決めきれない琉球、逃げ切った千葉

2月9日、千葉ジェッツが敵地に乗り込んで琉球ゴールデンキングスと対戦した。前半終了間際に抜け出すと、後半に入ってもディフェンスの強度を維持することでリードを保ち、76-62で逃げ切った。

第1クォーター、ともにフィジカルの激しさで譲らない真っ向勝負となるが、琉球は終了間際に岸本隆一がファウルをうけながら3ポイントシュートを沈める4ポイントプレーを決めることで20-16とリードを奪う。それでも第2クォーターに入ると、千葉は原修太、田口成浩とベンチスタートの2人が奮闘。「インサイドにボールを入れようとしすぎていて、アングルを変えることが疎かになっていました」と大野篤史ヘッドコーチが振り返るように、出だしの千葉は攻めが単調だったが、原と田口は守備で奮闘するだけでなく、オフェンスでも合わせてこのクォーターで3ポイントシュート3本成功の計13得点をマーク。彼らが外から射抜くことで攻撃に幅が生まれ、千葉が流れをつかんだ。

琉球も11月24日以来の試合復帰となったアイラ・ブラウンが3ポイントシュートを決めるなど、食らいついていく。だが、佐々宜央ヘッドコーチが「前半の最後、リバウンドを支配されたのは痛かったです」と語ったように、千葉は終盤にオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントが光り、30-30から7連続得点に繋げてリードを奪った。

後半開始早々、千葉は富樫勇樹の得点で点差を2桁に広げる。琉球も中盤、橋本竜馬の連続3ポイントシュート成功で5点差に詰め寄るが、ここで千葉はすぐに西村文男が3ポイントシュートを入れ返して主導権を渡さず。53-42と再び突き放す。

第4クォーター、琉球は何度か6点差とあと一歩のところまで迫るが、そこからフリーのシュートを落とすなど詰めの甘さを露呈。一方の千葉は、23分の出場で17得点のジョシュ・ダンカンを筆頭に要所でしっかり得点を決める。そして7点リードで残り2分からダンカン、富樫による連続3ポイントシュートが飛び出して勝負あり。千葉が終始、試合をコントロールし、リーグ最高勝率の強さを見せて勝利した。

千葉ジェッツ

佐々ヘッドコーチ「ウチは逃げ腰になってしまいました」

千葉の大野ヘッドコーチは、「ゲームスタートのところで琉球さんにフィジカルなディフェンスをされる中、自分たちの強いところで攻めようとしすぎたことでオフェンスのリズムを失ってしまいました。その後で、ディフェンスからリズムを取り戻して勝てたと思います」と総括。62失点が示すように、堅守による千葉の必勝パターンに持ち込めたことを勝因に挙げている。

一方、琉球の佐々ヘッドコーチは「全体を通してターンオーバーの差(琉球15、千葉の10)など、質の違いが出てしまいました。8秒バイオレーション、繋ぐためのパスをカットされるなど安易なミスがありました」と語る。

さらに琉球の10本に対し、千葉は24本とフリースローの差が大きな分かれ目になったと続けた。「今、チームの課題となっているのがフリースローの部分です。相手はアタックしているのに対し、ウチは逃げ腰になってしまいました。得点が止まっている時、いかにファウルをもらえるか。いくらディフェンスで頑張ってもオフェンスが停滞すると、ディフェンスに響いてしまう。もうちょっとフリースローをもらえる攻め方をしないといけない」

また、要所で決めきれるか、決めきれないか。決定力の差が出た部分については「千葉の選手は迷わないで思いっきり打てている。こっちはドフリーなんですけど打たされていました」と、精神面の強さでも違いが出てしまったと語る。

地区首位同士の対決とはいえ順調に勝ち星を伸ばしている千葉に対し、インサイドの要であるジョシュ・スコットの離脱以降、黒星先行の琉球という現在のチーム状況の差が反映された試合となった。本日の第2戦、琉球としてはホームでなんとか意地を見せ、中断期間に入りたいところ。待望のブラウン復帰でゴール下の守備が改善される中、チーム全体でどれだけ強気で攻め続けられるかが、大きな鍵となってくる。

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ダラス マーベリックス
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ライジングゼファー福岡
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